東京国立博の「出雲ー聖地の至宝」に行ってきました。
弥生時代のものとされる、銅戈(どうか=銅剣みたいなもの)、勾玉が出ていたり、鎌倉時代の宇豆柱(うずばしら=杉の大材3本をあわせて一つの柱とする)そのものが展示されていて太古の日本を感じました。この宇豆柱を9本立て、48mの高さの本殿が鎌倉時代に建てられていたらしいのですが、まだこれを否定する研究者もいるとのことです。しかし平成12年の発掘調査で宇豆柱が出土したことにより、48mの本殿の信憑性が高まったことは確かです。江戸時代の国学者。本居宣長は柱の平面図を見たのにも関わらず、「心得ぬことのみ多かれど、皆ただ本(もと)のまま也」(不審な点が多いが、そのまま掲載する)と書いている。宣長も巨大神殿の実在には疑念をもっていた訳だ。鎌倉時代(宝治2年=1248年)に巨大神殿が建っていたことに、ロマンを感じます。
出雲は「たたら」が多数ある土地であり、御刀を生業とする私には大変興味のある展覧会でした。

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担当:柴田和光

親子三代、信用第一に美術刀剣の商いをして参りました。日本刀は日本にしかない芸術品であり、文化であります。
お客様のご希望をお聞きしながら、御刀、刀装具をご紹介できればと思っておりますので、まずはお気軽にお問い合わせ下さい。お客様のご来店を心からお待ちしております。 
柴田 和光

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