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平成30年9月8日 縁頭 無銘 綾小路

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縁頭 無銘 綾小路   170,000円

業平東下り図 赤銅魚子地 高彫象嵌色絵

縁40_ 頭36_

 綾小路は地名に由来したもので、渡辺治郎三良永峯と

いう。江戸中期京都で活躍した名工である。伊勢物語の

第九段「東下り」の図である。在原業平が童子、従者の

一行と一緒に京都から東に下るところで、頭には業平と

童子、縁に馬上の業平と従者を彫っている。技術的にも

素晴らしい彫りであり、品格のある作品に仕上がってい

る。

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平成30年9月8日 鍔 無銘 古正阿弥

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鍔 無銘 古正阿弥   190,000円

縦83_ 横83_ 厚さ3,5_ 重さ70,5_

天地桜花左右宝珠透 鉄地 丸形 丸耳

 誠に「薄い」鍔である。写真では分かりにくいが

薄く古雅な作品である。このような薄い鍔は時代が

上がるとされ、室町期のものである。足利将軍に仕

えた「同朋衆」という人達がいた。猿楽能の観阿弥

・世阿弥、茶道・水墨画の芸阿弥、連歌の善阿弥等

みな阿弥衆である。正阿弥は金工の阿弥衆であった。

この作品は地金も洗練されたものであり、デザイン

的にも優れていて品がある。

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平成30年9月8日 鍔、鉄元堂 尚房 亀図

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鍔 銘=鉄元堂 尚房(敏の金印)      180,000円

縦61_ 横57_ 厚さ4,5_ 重さ75,5g

亀図 鉄磨地 竪丸形 高彫象嵌色絵 角耳小肉

 鉄の名手鉄元堂正楽の子尚房の作品である。尚房は字を

敏行といい、後年栄寿と改めた。この鍔は小振りではある

が空間をうまく使い岩場の亀を表現している。亀もさすが

尚房であり、緻密にまさに生きているように鋤出し彫りに

て彫り上げている。

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平成30年8月6日 鍔 藻柄子入道宗典製 

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鍔 表銘=藻柄子入道宗典製    満月写真をクリックすると拡大されます。

  裏銘=江州彦根住      満月売約済み

波龍図 赤銅地 丸形 鋤出高彫 露象嵌色絵 肉彫耳

小柄,コウガイ金覆輪。

縦75_ 横74_ 厚さ4_ 重さ154g

 喜多川氏、初銘を秀典という。彦根藩、川北氏の御抱え

工となる。天和頃から数代続き人物肉彫り透かしの作品で

一世を風靡し当時から人気があり、模作、偽作、工房作が

当時から横行し、今日の宗典の評価はけして高くはない。

多くの模作作品の中に紛れてしまっているのが現状である。

しかしこの鍔は秀典時代の銘であり初代作であることを証

明している。赤銅高彫りの中の露象嵌は初代の特徴のひ

とつであり、工房作では真似の出来ないものである。

 

 

 特別保存刀装具鑑定書付

平成30年8月6日 鍔 武州住正方

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鍔 銘=武州住正方(伊藤三代)  180,000円

蘭花図 鉄磨地 丸形 打返耳

縦73_ 横73_ 厚さ5_ 重さ126、3g

 正方三代の自身銘は少なく、代作、代銘や工房作が多い。

この鍔は正方自身名であり貴重なものである。当時人気の

蘭花を優雅に表現している。

 

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平静30年8月3日 小刀付小柄  古後藤(小刀銘=政常入道)

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小刀付小柄 無銘 古後藤      160,000円

樋定規に二疋獅子図 赤銅魚子地 高彫 金色絵 金紋

全長207_ 小柄 縦90_ 幅15_

 「古後藤」とは後藤3代乗真時代の頃の金工師達(山口

彫、山下彫、山椒与右衛門、蟹計等)や乗真、宗乗、光乗

、を示すひとつの「極め」である。樋定規は線を引くため

のもので、定規の中の樋は指を入れ押さえるためのもので

ある。樋定規の図は「心正しく真直ぐに」の意があり、持

つ人達の心を引き締めていたのかもしれない。二疋獅子の

金紋も力強く、動きがあり、品のよいものである。

 

 特別保存刀装具鑑定書付

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平静30年8月3日 縁頭 銘=奈良理玄

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縁頭 銘=奈良理玄(花押)   39,000円

ヤドカリの図 赤銅魚子地 高彫金色絵 

縁37_ 頭35_

 奈良理玄は忠二といい江戸末期に活躍した金工師

である。江戸芝新門前町に住んだ。魚子地も丁寧で

高彫りも繊細で粋な感じの作品である。

 

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平成30年8月2日 鍔 赤坂5代忠時

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鍔 表銘=武州住 赤坂    満月売約済み

  裏銘=彦十郎 忠時作

芦雁繋透 鉄磨地 変形 地透 丸耳

縦76_ 横75_ 厚さ5,5_ 重さ70g

 数少ない赤坂5代在銘の鍔である。5代忠時は

延享3年(1746)に四代忠時が没した後18年

間家督を継いだ。この鍔は下地を碁石形に作り耳

を雁繋ぎ、他は芦により透かしていて凝った作品

に仕上がっている。

 

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平成30年8月2日 小柄 銘=古川常珍

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小柄 銘=古川常珍(花押)    130,000円

元寇図 銀磨地 片切彫 

縦97_ 15_

古川元珍の子で江戸馬喰町に住んだ。

図柄も細かく繊細に彫られている。

保存刀装具鑑定書付

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平成30年8月2日 鍔 無銘 京金工

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鍔 無銘 京金工   120,000円 

 波龍図 赤銅地 竪丸形 鋤出高彫金象嵌 角耳 

縦66_ 横60_ 厚さ5_(耳) 3_(切羽台) 重さ84,5g

 質の良い赤銅で耳部分も高彫りに彫り込んでいる。

下地は中底になっており鍔全体が引き締まって見える。

 

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平成30年4月20日 刀 源正雄(鈴木)

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刀 表銘=源正雄(鈴木)

  裏銘=文久二年十二月日(1862年) 満月売約済み

刃長2尺3寸4分 反り4分 元幅1寸0分4厘 先幅7分6厘

元重2分7厘 1寸ほど生刃あり。

 赤茶縦縞塗鞘打刀拵

 特別保存刀剣鑑定書

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平成30年4月20日 短刀 於武州江戸越前康継(2代)紀州徳川家伝来

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新月紀州徳川家伝来品

短刀 銘=於武州江戸越前康継(二代)  満月売約済み

刃長9寸9分 反り1分 元幅9分2厘 元重1分8厘

黒塗出鮫合口短刀拵

 

 特別保存刀剣鑑定書

 「康継大鑑」所載品

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平成30年4月9日 縁頭 銘、政随 郡千鳥図

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縁頭、銘=政随    250,000円

郡千鳥図 鉄磨地 高彫 据文金摺付象嵌

縁38_ 頭35_

 奈良四天王の一人「政随」の縁頭である。腰の

高い縁のものは政随独特の姿で当時流行ったので

あろう。千鳥は四分一、素銅、真鍮と三種類の地

金を用いて造られており、凝ったものである。政

随の渋い「安親」写しをお薦めする。

 

 特別保存刀装具鑑定書

平成29年9月9日 刀 信濃守宗継(山浦真雄門人)

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刀 表銘=於都五条辺信濃国宗継造之

  裏銘=慶應三年八月日          1,900,000円

刃長2尺4寸 反り4分3厘 元幅1寸0分6厘

時代・国: 幕末、信濃

 宗継は姓を宮川といい、清麿の兄、真雄の門人である。

松代藩の臣で筑前守を受領する。松代の住人であり、宗次

とも銘を切った。真雄、清麿一門の数少ない刀工の一人で

、草書体の達者な銘字切りで名を馳せた。中心の鑢も丁寧

であり兼虎にも負けない繊細な技量を持ち合わせていた。

体配も健全で、打ちおろしそのものである。互の目丁子に

細かい金筋、砂流しを交えた刃文は明るく、清人、信秀に

も劣らぬ出来映えである。

 

藤代義雄著「新々刀集・刃文と銘字」183頁所載品。

平成29年9月8日 脇差 寿国(寿実初期名)

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脇差 表銘=享和元年八月日西播住寿国

   裏銘=依平井利澄望打之       870,000円

   新月茶杢目地塗揃い金具時代脇差拵付き

浜部派は初代寿格(としのり)に始まり、代々因幡の国にて

藩工を勤めた。寿国は二代寿実の初期名で眠龍子と号した。

刃文は「富士見西行」をうまく焼き真に美しいものである。

体配も生刃が残り、がっしりしていて重く誠に健全であり、

押形や写真では説明出来ない程、豪壮な肉置きである。

中心も自然な錆で覆われ、朽ち込みのない奇麗な状態であ

る。二百十六年間大切に扱われ、保管されて来た証であり

誠に貴重な一振りであろう。

 平井利澄という人物の注文打でもあり、地鉄も板目に

杢目交じり地景が輝き上質なもので、最高の品質である

ということを物語っている。

 

特別保存刀剣鑑定書付き

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鐺 銘=夏雄製 

IMGP0687.JPG      ひらめき売約済み       

 

水流図 銀磨地 鋤き下彫 長90ミリ 幅33ミリ

 幕末に流行した突兵拵の短刀鐺である。清流の流れるような、空気を

芸術的に表現している。表側は水玉を3つ、裏側は1つに彫り、華やか

な流れと、落ち着いた流れを巧みに表現していて、ごてごてと彫らず、

少ない彫りで、空間を表す様は天才、夏雄ならではの作品である。

上の写真、左側に載せた東京国立博物館蔵の夏雄の下絵帳には、鯉の

目貫と対に書かれているので、二所(ふたところ)としてつくられた

ようであるが、鯉の目貫はどこにあるか分からない。いつの時代にか

離ればなれになってしまったようである。

  「日本の美術NO,111」夏雄と勝眠 P33所載品

  「夏雄大鑑 剣具下図草稿」 p112所載品

   特別貴重小道具(昭和44年10月)