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平成29年10月29日 鍔 無銘 赤坂二代忠正 

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鍔 無銘 赤坂二代忠正          450,000円

流水、雁、帆船透しの図 鉄地 丸形 地透 丸耳

縦76_ 横76_ 厚さ5,5_ 重さ94,7g

初代忠正、二代忠正、三代忠虎は「古赤坂」として有名

であり、赤坂鍔最初の在銘品は、元文5年(1740年)の

四代忠時の三光三角透し鍔である。三代までは全て無銘

であり、これまで多くの先生方が研究されてきたが、まだ

まだ分からない部分があるのが現状である。

 この二代忠正と極められた鍔は鉄味に雅味があり、肉置

きも繊細で、お土産品とされた後代赤坂とは比べものになら

ない程の差がある。鳥越一太郎先生の箱書きも貴重である。

 

 特別保存刀装具鑑定書(赤坂二代忠正として)

平成29年10月28日 鍔 無銘 長崎七宝

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鍔 無銘 長崎七宝   70,000円

獅子牡丹透し 真鍮地 竪角形 七宝象嵌 肉彫り 丸耳

縦87_ 横87_ 厚さ(耳)2,5_ (切羽台)5_ 重さ115,5g

長崎には東洋、西洋問わず舶来ものが外国から貿易により

運ばれて来た。七宝ぬは5千年以上の歴史があり、舶来も

のを見た長崎の金工師達は驚きの中で技術の教えを得たも

のと思われる。この七宝には黄、緑、白、紫の色が施され

味わい深い雰囲気を醸し出している。

 

 海外オークション品

平成29年10月28日 鍔 銘=武州住正義 

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鍔 銘=武州住正義     満月 売約済み

獅子の子落とし図 鉄地 四ツ木瓜形 肉彫り金象嵌 丸耳

縦71_ 横65_ 厚さ5,5_ 重さ130,6g

 

正義は江戸末期に活躍した伊藤派の金工師である。

肉彫りにボリュームがあり迫力のある作品で、金

象嵌も丁寧であり誠に見応えのある作品に仕上がっ

ている。

 

海外オークション品

平成29年9月9日 刀 信濃守宗継(山浦真雄門人)

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刀 表銘=於都五条辺信濃国宗継造之

  裏銘=慶應三年八月日          1,900,000円

刃長2尺4寸 反り4分3厘 元幅1寸0分6厘

時代・国: 幕末、信濃

 宗継は姓を宮川といい、清麿の兄、真雄の門人である。

松代藩の臣で筑前守を受領する。松代の住人であり、宗次

とも銘を切った。真雄、清麿一門の数少ない刀工の一人で

、草書体の達者な銘字切りで名を馳せた。中心の鑢も丁寧

であり兼虎にも負けない繊細な技量を持ち合わせていた。

体配も健全で、打ちおろしそのものである。互の目丁子に

細かい金筋、砂流しを交えた刃文は明るく、清人、信秀に

も劣らぬ出来映えである。

 

藤代義雄著「新々刀集・刃文と銘字」183頁所載品。

平成29年9月8日 脇差 寿国(寿実初期名)

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脇差 表銘=享和元年八月日西播住寿国

   裏銘=依平井利澄望打之       870,000円

   新月茶杢目地塗揃い金具時代脇差拵付き

浜部派は初代寿格(としのり)に始まり、代々因幡の国にて

藩工を勤めた。寿国は二代寿実の初期名で眠龍子と号した。

刃文は「富士見西行」をうまく焼き真に美しいものである。

体配も生刃が残り、がっしりしていて重く誠に健全であり、

押形や写真では説明出来ない程、豪壮な肉置きである。

中心も自然な錆で覆われ、朽ち込みのない奇麗な状態であ

る。二百十六年間大切に扱われ、保管されて来た証であり

誠に貴重な一振りであろう。

 平井利澄という人物の注文打でもあり、地鉄も板目に

杢目交じり地景が輝き上質なもので、最高の品質である

ということを物語っている。

 

特別保存刀剣鑑定書付き

保存刀装具鑑定書付き(拵)

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平成29年9月8日 目貫 無銘古金工 藻貝図

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目貫 無銘 古金工  藻貝図   150,000円

赤銅地 容彫 ウットリ金色絵 

表38_ 裏37_

時代 室町時代

 

保存刀装具鑑定書付き

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平成29年9月8日 縁頭 無銘 奈良 月下餓狼図

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縁頭 無銘 奈良 月下餓狼図   40,000円

縁38_  頭35_

赤銅磨地 鋤出彫 金銀象嵌

平成29年7月29日 飾鮫

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 飾鮫       満月売約済み

  長さ27,7a  幅5,4a

 江戸時代には鮫皮(エイ皮)は非常に高価なもの

で、贈答品として錦や金襴、絹紐で飾られたりした。

献上鮫とも呼ばれ、貴重品のひとつであった。

鮫の背の真ん中に部分にある「親粒」が大きく立派な

ものは特に高級品として扱われました。親粒周辺の粒

の形が、桔梗文、九文、梅鉢文の形になっているも

のは特に高価であったようです。当時は一乗、安親、

政随、清寿等が柄の「柄板」を製作し、柄に巻かれて

いたのですが、一流金工師の柄板より鮫皮のほうが値

が高かったようで今では考えられないことです。

 今回飯山喜昌氏の論文を引用させていただきました。

鮫皮に興味のある方は飯山氏の(刀剣美術H28年10月

号)を参考にして下さい。鮫皮がいかに貴重品であっ

たか、日本人の職人魂がいかに素晴らしいかがご理解

いただけると思います。

 

 

 高級桐箱入り

平成29年7月4日 刀、長曽祢興正  

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 刀 銘:長曽祢興正                 2,300,000円

 刃長 2尺0寸7分(この長さは武道的な片手打体配の

           注文打である)

 反り 3分5厘

 元幅 1寸0分6厘

 茎  生ぶ、鑢目勝手下がり、先栗尻

 

 長曽祢興正は二代目虎徹である。一説によると虎徹越前

鍛冶時代からの弟子であり、後養子(実子説もあり)とな

といわれている。「新刀賞鑑余録」に「丸鍛長曽根虎徹二

代目興正」銘のものが載っており、二代目虎徹を継承した

ことは間違いない。興正は虎徹越前時代からの協力者の一

人であり、甲冑製作、刀鍛冶の向鎚等の手助けをしたよう

である。虎徹歿日の延宝六年まで虎徹と同居しており、虎

徹晩年まで向鎚をして協力していたため虎徹に比べて興正

銘の作品はすごぶる少ない。この興正の刀は刃文物打が激

しく名刀「郷」のように華やかな作品で砂流しかかり、二

重刃風に金筋入り、誠に芸術的なものである。地鉄も沸厚

くつき、地景がきらきらと輝いて興正の技術の高さを証明

するものである。「最上大業物」の興正の名刀を御薦めす

る。

 特別保存刀剣鑑定書付

平成29年3月30日 刀 銘=源正次(二代伊予掾宗次)

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刀 銘=源正次(二代伊予掾宗次)    1,350,000円


法量 刃長2尺3寸4分 反り6分 元幅1寸強

形態 鎬造、庵棟、身幅、重ね共に健全な体配。 

地鉄 板目に杢目交じり、地沸むらなくつき地景

   細やかに入り精美。

刃文 小沸出来、のたれ刃所々角ばり、小互の目、

   足、棟焼き入り、飛び焼き所々交じる。

茎  生ぶ、鑢目切、先栗尻。

時代・国 江戸初期、肥前。

備考 傷もなく、健全な状態。

   金着二重ハバキ、白鞘。

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 特別保存刀剣鑑定書付き

平成29年3月30日 脇差 銘=陸奥守包保

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 脇差 銘=陸奥守包保    580,000円

 

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 特別保存刀剣鑑定書付き

平成28年6月9日 小柄 銘、安永(花押)

 小柄、銘、安永(花押)

双蛙図 素銅地、高彫り、象嵌色絵。

縦:100_ 幅14,5_  ¥350,000

               IMGP0389.JPGIMGP0395.JPGIMGP0393.JPG

 名工「安親」門人、安永の貴重な小柄」である。素銅地

に二匹の蛙を鋤き出し、向かい合わせた図なのだが、どこ

かひょうきんでおもしろく味わい深い作品である。画家ピ

カソの絵と似ているのである。ピカソの「キュービズム」

のように全く異なる場所から見た物の形をひとつの平面に

描いてるのだ。この蛙の場合、横から見た横顔の蛙と正面

から見た蛙の顔をひとつの小柄に彫り出している。小柄の

上下から覗くと横顔に見え、正面から見ると正面顔に見え

る。目、鼻、口の位置が微妙な表情を作り出していて、ひ

ょうきん顔をさらに面白く楽しくしているようだ。安永が

意識して彫り出したのか、それは分からない。しかし、持

つ人の心を和ましていることだけは確かなようだ。大変お

もしろく、おかしい小柄である。

 

 保存刀装具鑑定書付き 

鐺 銘=夏雄製 

IMGP0687.JPG      ひらめき売約済み       

 

水流図 銀磨地 鋤き下彫 長90ミリ 幅33ミリ

 幕末に流行した突兵拵の短刀鐺である。清流の流れるような、空気を

芸術的に表現している。表側は水玉を3つ、裏側は1つに彫り、華やか

な流れと、落ち着いた流れを巧みに表現していて、ごてごてと彫らず、

少ない彫りで、空間を表す様は天才、夏雄ならではの作品である。

上の写真、左側に載せた東京国立博物館蔵の夏雄の下絵帳には、鯉の

目貫と対に書かれているので、二所(ふたところ)としてつくられた

ようであるが、鯉の目貫はどこにあるか分からない。いつの時代にか

離ればなれになってしまったようである。

  「日本の美術NO,111」夏雄と勝眠 P33所載品

  「夏雄大鑑 剣具下図草稿」 p112所載品

   特別貴重小道具(昭和44年10月)